文系と理系
(以下、文系・理系という用語は、進路や所属ではなく、頭の使い方の傾向のことを指すこととします。また以下の話は全員に当てはまるわけではなく、あくまで多くの人にその傾向があるというだけの話です)
理系の人は数学力(論理的思考力)が強いです。ではそれに対して文系の人は国語力(読解力)が強いのでしょうか?
いえいえ、文系の人が優れているのは「記憶力」です。
理系と文系という対立軸は、「数学力」と「記憶力」の対比と言い換えることもできます。
(そしてもちろん、どちらが良いとか悪いとかいう問題ではなく、ただ「違う」というだけです)
得意な人の得意なものに苦手な人はまず勝てません。だから得意な力を存分に発揮するのはとても大切なのですが、ここで登場するのが「逆も意識したほうが良い」ということ。
人間、無意識に得意な能力を使って物事を解決しようとするので、得意な能力は勝手にどんどん強くなり、苦手な能力は使われずにどんどん弱くなります。
だからこそ、今まで使われていなかった苦手な能力は、それを意識的に使うことで急激に上がります。それにより今まで限界と感じていた壁も越えることができるかもしれません。
というわけで、
理系の人は、もう少しだけ覚えてみましょう!
文系の人は、もう少しだけ考えてみましょう!
・・・と、多くの人に送るアドバイスでした。