暗記の仕方
暗記とは「Aを見たときにBが言えること」です。(別記事「覚えるとは」を参照)
ではAとBをどのように頭の中で結び付けたらいいのでしょうか?
一般論としては、
何らかのイメージを働かせる、印象に残す、感情に残す
といった感じです。
(人間、印象に残ったことは忘れません。試しに小学校とか昔の記憶を思い出してみると、それらはたいてい何らかの強い感情が伴っているのではないかと思います)
そして問題はここからなのですが、どのようなものがイメージしやすく印象に残るか、これが本当に人によって全く違うのです。
英単語の例で考えると、
・音のイメージ
・スペルのイメージ
・意味するもののイメージ
・語源、接頭語、接尾語、派生語
・前後の文脈
・出てきたときの状況
・語呂(その音の響き、そのシチュエーションのイメージ)
・・・などなど。
文系/理系、視覚優位/聴覚優位、感情的/物理的・・・その人の特性、興味によって何の能力が強いか、無意識に何を使って覚えているかが異なります。
多くの種類の単語帳に、そのいろいろな使い方。短時間で速く何周もするか、1単語ずつ長い時間をかけてイメージづくりをするか・・・
いろいろな人がいろいろな主張をしますが、結論、どのやり方がいいかは人によります。
他人の意見を鵜呑みにせず、どうか自分に合ったやり方を考えてみてください。
(必要ならばそのお手伝いをさせていただきます)