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3月, 2025の投稿を表示しています

上から考える、下から考える

 上から考える、下から考える・・・数学の問題を解くときの考え方です。 (自分で名付けました)  上から考える…問題文を見てできることをひたすらやる。  下から考える…何かを求めたいとき、何がわかればそれが求められるかを考える。 そうやって問題と答えの距離を近づけていき、それがつながった瞬間にその問題は終わりです。 (近づけば近づくほど、つながりやすくなります) (イメージ図) 問題文 ↓ ↓(上から考える) ↓ ↑ ↑(下から考える) ↑ 答え 一般に、理系の人は下から考え、文系の人は上から考える傾向が強いです。 勉強が得意な人は下から、苦手な人は上から考えた方がよいです。 ただしこういうのはすべて逆を意識したほうがいいというのもまた事実で、理系の人は意識的に上から、文系の人は下から考えてみると、ブレイクスルーが得られるかもしれません。 いずれにしろ、多くの人が無意識に行っている考えるという行為も、こうやって細分化してみると、何をすればいいのか分かりやすくなると思いませんか?

倍率と偏差値、どっちが大事?

…合格最低点です。 というと、ずるい答えですが。 もう少し真面目に答えると、長期的には偏差値、短期的には倍率かもしれません。 倍率は年によって変動し、当然それによって合格最低点は上下します。 今年たまたま倍率が高かった…となると、予想されている偏差値よりも合格は難しくなり、逆もまた然りです。 一方で高倍率あるいは低倍率であっても毎年一定であれば、結局その学校の合格最低点は偏差値という形で表されることになります。 という答えはいかがでしょうか?

予習しすぎないで

  高校の英語の授業などで「予習で全部やってきて授業で答え合わせ」というスタイルを取る先生がいます。 これ、予習でちゃんと合っていた部分については授業は完全に時間の無駄、授業内では他の生徒の間違いを先生が直すのをただ聞いているという、何その時間… もちろん予習で間違えた部分に関しては授業の意味はあるっちゃあるのですが、それって1時間の授業の中で何分あります??自分で解説見たりした方が早くないですか? というわけで、予習しすぎないように、っていうアドバイスもしばしば生徒にしています。

問題を解くべきか

「問題は、解けたらやる意味はない、解けなかったらやる意味はない、ゆえにやる意味はない。」 という問題提起からよく話を始めるのですが。(研修などでね) 別に自分だって一切解かなくていいとは思っていません。 でも、 なんで解くのか 解くことによって何の能力が鍛えられるのか それより効率の良い代替手段はないのか ちゃんと考えてみたことありますか? 理解し覚えられているかを確認するため(スクリーニング) 知識を引き出す練習のため 問題のパターンとして一連の流れを覚えるため 速く正確に解けるようにするため …などなどなど。 当然、目的によってやり方は変わります。先に何かを見てから解くのか、どれぐらいの時間考えるのか、2回目はどうするのか… 勉強って奥が深いですね。

覚えるとは?

覚えるとはどういうことでしょう? 自分的定義はとしては、 「覚える=Aを見たときにBが言えること」 です。 (こういうのをちゃんと意識しないと、話が曖昧なままになってしまうと思うのです。(小難しくてすみません)) さて、では覚える(Aを見たときにBが言える)ためにはどうすればよいのでしょう? それは「Aを見たときにBを言う練習を繰り返すこと」です。 …そのままですね。 でも、AやBだけをひたすら見続けていたり、何ならそれを繰り返して書いていたり、そんな人たちも実はたくさんいると思うのです。 (数学などでもそうです) そんな時に便利な方法は「カード」です。 表にA、裏にBを書いて、表を見て裏を言えるようにするだけ。とてもシンプルです。 カードは生徒としても取り組みやすいみたいです。 (AとBをどうやって関連付けるかという話はまた別の機会に…)

ヒントの距離感

ヒントの距離感という概念があります。(自分が勝手に名付けました) 絶対に答えられる質問をしても意味がない、 絶対に答えられない質問をしても意味がない、 答えられるか答えられないかギリギリのところ、 じーっと考えて正解が出せたとき、ドパミン(※注)がドバっと出て、 勉強が楽しくなり学習効果も高まります。(注:達成感で快楽を感じる脳内物質) 絶妙な距離感のヒントを与え続けられたとき、他に何もしていなくても、本当に楽しく充実した授業になります。 それに向けて、日々精進している毎日です。

視覚優位、聴覚優位

最近のマイブームはこれ。 視覚優位、聴覚優位。 目で見た情報に強いか、耳で聞いた情報に強いかってことなんですが。 視覚優位の人は物事の全体像をとらえるのが得意、聴覚優位の人は言語的に細部から理解してそれを論理的につなげていくのが得意な気がします。 現代文なんかを教えていると顕著に違いを感じます。数学でもまぁわかる。 そしてこういうのは大体、逆を鍛えることを意識するとよいようです。 人間、得意な能力ばかりを無意識に使うので、得意なものは勝手にできるし、苦手なものは使わずどんどん弱くなっていきます。 意識的に普段使っていない頭を使うと、刺激が入って良い変化が生まれます。 ちなみに自分、めっちゃ聴覚優位です。(最近気づいた)

質問受付

生徒によく言っているのが 「授業に質問を持ってこないで」 自習室で質問できるのに、なんで授業中に質問をするのでしょう。コスパが悪すぎます。 (こっちは自習室で質問に答えられる体制をとって待ち構えているのに…) 質問の仕方がわからない人には質問の仕方を教えます。(「こういう状況になったらこういう言い方で質問して」って) 知らない先生が怖いという人は…いつもの先生が空いている時間を教えます。 だから自習室で質問してください!

研修

  今年度の受験が終わり、無事みんな卒業していきました。 というわけで生徒数が大きく減少するこの時期、塾でやることと言えば…研修です。 全60項目を超える研修を、講師全員が時間をかけて行います。勉強や指導に関する様々な考え方を話し合ったり、実際に模擬授業をして改善点を見つけたり。 万全の準備をして、新しく入ってくる生徒さんをお待ちしています。

リハーサル

宿題のやり方がわからなくなってしまう生徒さんがよくいます。 間違えた方法でやってきてしまったり、やり方が分からなかったと言ってやってこなかったり。 だからといってやり方を事細かに書いておくと、ごちゃごちゃして逆にわからなくなってしまったり・・・ そんなときに大活躍するのが「リハーサル」 授業内、あるいは補習で、宿題と同じことを講師の目の前でやってもらいます。 そして「これと同じことを宿題でやってきてね!」と言って宿題を出すと、かなりの確率で正しくやってこられます。 百聞は一見に如かず、宿題のリハーサルは大事です。

臨時でオンライン

  諸事情で3週間遠方にいる生徒さんがいます。 もちろん、その前の最後の授業で3週間のやることをきっちり決めたのですが。 「これで大丈夫?」って聞いたら「大丈夫じゃない」と。 自分に負ける気がしてならないようです。 いろいろ考えた結果… やった勉強内容と時間の記録、それから解いたノートを写真に撮って、毎日報告として送ってもらうことにしました。 最近は本当に便利になりましたね。

わかっているとどうやって判断するのか ~チューリングテスト~

生徒がわかっているかどうかを判定する指標として、自分の言葉で説明できるかどうか、があります。 「説明して」というと、こちらがさっき言った言葉や書かれている文をほぼそのまま言ってくる生徒がいます。 もしかしたらわかっているのかもしれないけれど、これだとわかっているとは断定できません。 「自分の言葉で説明して」 「これってどういうこと?」 などと質問を重ね、自分の言葉で説明ができたとき、わかっていると判定しています。 こういう話をしていると、「チューリングテスト」を思い出します。 チューリングテストというのは、 機械が知能を持っているかどうかを判定するために、機械かどうかわからない状態で機械と人間とを対話をさせ、人間が相手を機械ではないと思ったらその機械は知能を持っていると判定する、 というテストです。 このチューリングテスト、今なら余裕でクリアできるAIはたくさんあるでしょうし、クリアしたからと言って知能があると言えるのかという問題はありますが、それはさておき今あえて取り上げたのは、 相手の頭の中なんてわからないよね、 ってことです。 相手が何を考えているかなんて未来永劫絶対に分からない(と思う)、他人から見て分かるのはそこから表出されたものだけです。その表出されたものから相手の頭の中を推測するのだから難しい。 …難しい話になりました。

隠れた対比(現代文)

文章中には「隠れた対比」があります。(自分で名付けました、名前がすでにあるなら教えてください) (例文) 「日本ではバブル崩壊以降、経済の低迷が続いている。」 この文の中に見えない対比(二項対立)があるのです。 「日本では」と書いてあるということは、日本と日本以外を対比して、日本以外は違うということを暗に意味しています。 「バブル崩壊以降」と書いてあるということは、バブル崩壊以降と以前と対比して、バブル崩壊以前は違うということを暗に意味しています。 この隠れた対比を意識すると、文章が何を言っているかが明確になることがよくあります。 是非やってみてください。

わかったときの反応、わからなかったときの反応

「わかった?」 「はい」 という授業内のやり取り。よくありそうですよね。 でも実は、この「はい」の言い方で、わかったかわかってないかを判断しています。(そういう研修項目すらあります) 晴れない顔、ためらいがちな「はい」は、わかっていない判定をします。 ちゃんと明るい顔で何度もうなずくような「はい」が得られるまで、説明や確認を続けます。 ちょっと厳しいかもしれませんが、わかってないのにわかったことにはしません、させません。

YMSを色に例えると?

そんな話が昔、講師の中で出まして。 一応、塾のイメージカラーが青なので、青と答える人が多かったのですが。 ある講師に「ピュアホワイト」と言われました。 いまだによくわからないけど、なんかちょっと嬉しかったです。

理想の塾

 塾長、実は中2の時にちょっとだけ塾に通って半年で辞めています。 うん…合わなかった。 それ以外、塾や予備校に通ったことはないし、学生時代はそんなものいらねーと思っていたのですが。 今は「こういう塾だったら通いたかったな」と自分で思えるような塾を目指して日々奮闘しています。 人生、何がどうなるかわからないものですね。

青ペン

問題を解いて丸付けした後に、多くの生徒にやってもらっていることが「青ペン(入れ)」 簡単に言うと間違えた問題の直しなんですが。 自分がどう間違えたのかとか、理解しなければいけないことや覚えなければいけないものを、青で書き込んでもらうものです。(○×と答えは赤で書き込んでいます) 青ペンの一番の目的は、生徒が解説を読んで自分自身でちゃんと理解すること。 自分自身で言語化することが確実な理解につながります。 それ以外の目的としては、 後で解いたノートを見直すだけで復習ができること、それから講師が宿題の青ペンを見るだけで、生徒がちゃんと直せているか、どのように理解しているかがわかること、 などです。 ちなみに青ペンの内容を講師が添削する「緑ペン」もあります。 直しの直し、まさに勉強のやり方の指導。 塾内では「青ペン」が勉強のやり方の象徴となっています。 P.S. もちろん、青ペンを入れなくたってその場でちゃんと理解して覚えられるよっていう人は青ペン不要だし(わざわざ書くのも煩わしいだけ)、1人で解説を読んで青ペンを入れるのはちょっと大変…っていう生徒には別の方法をとっています。

国立大学は教科数が多いから大変、は本当か

  共通テストと2次試験の比が1対1の理系の大学で、各教科の配点を試算してみます。 共通テスト(920) 英語R(100) 英語L(100) 数学IA(100) 数学IIBC(100) 国語(200) 理科①(100) 理科②(100) 社会(100) 情報(20) 英語R(100) 英語L(100) 数学IA(100) 数学IIBC(100) 国語(200) 理科①(100) 理科②(100) 社会(100) 情報(20) 2次(920) 数学(300) 英語(300) 理科(300) 調査書(20) 共通テストと2次を合わせた各教科の配点は、 英語 数学 理科 国語 社会 その他 27%   27%   27%   11%   5%  2% です。 英数理だけで81%ですよ! 国語や社会だって、あまり勉強しなくても5割、勉強しても8割だとしたら、大して差はつきません。(まぁその数%が大事だと言われればそれもそうなのですが) こうやって数字で見ると、とりあえず3科をしっかりやっておけば何とかなりそうな気がしてきませんか?

部活と勉強の両立?

  部活と勉強の両立、文武両道、勉強と部活どちらも頑張る! ・・・ 「どちらも頑張る」と言えば聞こえはいいですが、どこかで妥協してバランスを取っているだけです。本気で何かをやろうとしたら両立なんて言ってる場合ではありません。 もちろん妥協やバランスが悪いとは思いません。仕事と家庭、ワークライフバランス、大人だってみんなそうしてるんです。 なのになんで中高生には「どちらも頑張る」なんて曖昧な言葉で誤魔化すんでしょうね… 自分が何をしたいのか、どこにどれだけのリソースを割いたら自分は納得するのか、ちゃんと考えてみな、と言える生徒には言っています。 P.S. それをちゃんと考えると「無駄な時間をなくす」という結論に至ることが多いようです。

過去問は出る問題?

「受ける学校の過去問をやりましょう」 ・・・聞いたことがない人はいないと思います。 ではこの入試の過去問題、これって本番で出る問題でしょうか? 自分的には、 「絶対に出ない問題を集めた問題集」 です。 基本的には同じ問題は出ないと考えていいでしょう。同じ長文、同じ用語、同じ実験…まぁ出ないでしょう。(※注) だからと言って過去問はやる必要がない、というわけでもなく、傾向を把握し自分に必要な勉強を見つける、時間内で解く練習をする、難易度に慣れる、10年分とか解いて過去問で勉強する…など、目的をもってやる分には良いと思っています。 (※注:例外はあって、勉強したかどうかを評価するため出題者が意図的に同じ種類の問題を出してくる場合はあります)

分銅の原理(ふんどうのげんり)

やってみて出来たら少し難しくします。 また出来たら少し難しくします。 また出来たら少し難しくして・・・ いやこれ、もしかしたら全然レベルが合っていないかもしれません。 一度すごく難しいのをやってみて、これは難しすぎる、と確認してみましょう。 自分はこれを「分銅の原理」と呼んでいます。

自分のことは自分ではわからない2(現代文)

  現代文の授業を何か月も続けていくと、生徒の読み方が明らかに変わっていくのを感じます。 「読み方良くなったね、読めるようになったね」 と伝えても、生徒はみんなピンと来ないんです。なんでー?こんなに読めるようになったのに、って最初は思っていたのですが。 あるとき、生徒にとって「普通」が変わったからなんだと気づきました。 生徒にとっては、読めなかった昔も、読めている今も、今の自分。それが基準だから、できるようになったとは思わないんです。 問題が解けるようになるとか、他人からの評価が変わるとか、そういうのがないとやっぱり自分のことはわからないのだなぁと。

自分のことは自分ではわからない

  自分も若いころは、自分が何でもわかっていると思っている時期がありました・・・ 恥ずかしっ。 自分のことって自分では意外とわからないんですよね。自分にとっては今の自分が「普通」だから。 何かと比べたり、誰かに言われたりして気づくことがたくさんあります。 でも年齢を重ねると、誰も何も言ってくれなくなるんですよね・・・

勉強とは

  勉強とは、できないことをできるようにすることである。 と自分は定義しています。 授業を聞いたり、塾に行ったり、机に向かって問題を解くことが勉強ではないです。 ・・・今やっているそれ、勉強になってますか?

中心的イメージ

うちの塾では、各単元の中心的イメージから教えるという方針があります。 たとえば中学数学の1次関数の中心的イメージは、グラフを書く、xからy, yからxを求める、直線の式を求める、など。 一方で教科書ってここから始まりません。 教科書では、1次関数とは何か、変化の割合、変域…あたりから始まります。普通の問題集もそれに合わせてその順。 教科書は論理性、歴史性を大切にするので、仕方ないといえば仕方ないのですが、結局その単元ってどういうものかを捉えるまでに時間がかかるし、人によっては中心的イメージまでたどり着きません。 というわけで、イントロは本当に最低限にしてまずは中心分野で遊び、それから必要に応じて戻ればいいでしょう、という考えでやっています。

得意な人ほど具体的にイメージする

  aという文字を見たときに、数学が得意な人ほど何か具体的なものを感じ取ります。 (苦手な人)   ↑ 得体のしれない何か aというもの 値は分からないけれど何かの数 明確にわかっている数   ↓ (得意な人) 歴史でも音楽でも料理でも、何でもきっとそう。得意な人にとってその対象は、目の前に手に触れられるようにリアルに存在しているんだと思います。 どうしたらそれに近づけるのか・・・ なにか知らないものが目の前に現れたとき、それってどういうことだろうと具体的に考える習慣が大事なのかなと思ったりもしています。

手元

右利きの生徒…生徒が右、講師が左 左利きの生徒…生徒が左、講師が右 に座っています。 これは講師が生徒の手元を講師が見たいためです。 でも手元をジーっとみられると、プレッシャーを感じてしまう生徒もいます。 そんなときは問題集のページをパラパラめくったり、他のことをしている振りをしながら、横目でそーっと生徒の書いているところを見ようとしたりしています。 なんか、ごめんなさい・・・

なぜイコールは下に書いた方が良いのか

  文字式や数式の計算で、イコールは右ではなく下に書きましょう、とよく言われます。 なぜでしょう?? イコールを下に書いた方が、前の式とすぐに見比べられるから、です。(たぶん) 写す元と写す先が離れていると間違えやすいのです。イコールを下に書けば、目線を上下に1cm動かすだけで見比べられるのだから、下に書いた方が有利なのです。 たぶん。

怒らないから言ってみな

  ・・・と言った以上、絶対に怒ってはいけません。 表情に出してはいけません。 眉間がピクっとしてもいけません。 少し優しく微笑みながら、そうなんだね、言ってくれてありがとうね、と伝えます。 ・・・というのを目標に頑張っています。

解の公式その2

  2次関数の解の公式その2…bが偶数のときの公式です。 解の公式その1と比べて、 ・bのところがbの半分 ・分母の2が消える ・√の中の4が消える という違いです。(こうやって覚えると結構覚えやすい) これ、覚えてない人も結構いますが、公式その1を使ってルートから2を出して約分して…と考えると、その2を覚えるのはかなりコスパいいですよ。

過去問を解き続けると点数が下がる件

これは経験則ですが、入試前、時間を測って過去問を解くことばかりを繰り返していると、だんだん点数が下がってくることがよくあります。 おそらく原因は、時間を気にして雑に解いてしまうこと、知識が断片化されること、解くことばかりに意識がいって体系的にちゃんと理解し覚える(それを思い出す)ということがおろそかになるからだと思います。 対策としては、過去問を解くことと並行して、 英語…精読、単語の覚えなおし 数学…問題集を使ってのパターンの見直し(覚えなおし)、時間を使ってゆっくり考えて解く などを取り入れましょう。 これであっさり戻ることが多いです。

漢字の読みと書き

  漢字の読みと書きは同じ数ずつ出題されることが多いです。 漢字の書きの練習は、読みの練習より数倍時間がかかります。 さて、どうしましょうか? ・・・とりあえず読みから始めましょうか。(時間がない人は読みだけにしましょう)

5回ずつ書く?

漢字や英単語、5回ずつ書いていませんか? 覚えるために書く回数は、何回でしょう?3回?5回?10回?? 自分的には、 1回 です。1回で本気で覚える気で書きましょう。 1回で覚えられてないなと思ったら、仕方がないから2回書きます。2回書いて覚えられなかったら仕方なく3回、9回書いても覚えられなかったら仕方なく10回書きましょう。 5回書くと決めると、書くことが目的となって覚えられませんよ?

素振りとフォームの怖い話

  スポーツでも楽器などでもそうですが、間違えたフォームで練習すると悪い癖がつきます。 何度も何度もそれを繰り返すと、間違えた動きを体で覚えてしまいます。 勉強でも同じこと。 考え方や意識の仕方を間違えたまま勉強すると、いつも違った方向に頭が向かうようになってしまいます。 …自分で言ってて怖くなりました。

先にコピーを取る

  今日のネタは、小技(こわざ)中の小技。 学校の問題集は、書き込む前にコピーを取りましょう。(別冊ノートがある場合を除く) 塾としては2回以上解いてほしいから1回目はノートに解いてほしい、生徒としては提出があるから1回目から書き込みで解きたい。 そんな争い(話し合い)の中から生まれた方法です。 もしも時間がなくなって1回しかできなければそのまま提出すればいいし、予定通り2回目を解くときにはコピーを見ながら解けばいい。 お互いHAPPY! …小技です。

眠る方法 ~マインドフルネス(瞑想)~

受験前、ある生徒から「最近夜あんまり眠れないんです…」と言われました。プレッシャーやストレスがかかると、なかなか眠れないですよね… 人間、生まれた直後から自然と眠ってるんですから、どうやって寝ているのかなんて意識したこともないかもしれません。 というわけで、今日は眠る方法について。 知っている人も多いかもしれませんが、「マインドフルネス(瞑想)」という方法を紹介します。 簡単に言うと頭の中を空っぽにするということ。呼吸に意識を集中し、頭の中に何かが浮かんできてもそれを捉えずスルーする(自分の言い方では「言語化しない」)、あとは自分が最もリラックスできるシチュエーション(草原で横になって空を見ているとか)を想像してもいいです。 そんなことを数分続けていると、だんだんと頭の中に浮かんでくるものも減ってきて、静かな状態になります… …zzz... 前にネットの記事で、アメリカ軍が戦場でも2分で眠るというのを見たことがあります。 アメリカ軍が戦場で2分で眠れるのなら、自分だって眠れそうですよね。

独立なら掛ける、排反なら足す!?(高校数学)

これ、某有名な問題集の意図的なミスリードだと思うのですが、確率の単元で「独立なら掛ける、排反なら足す」と覚えている人が結構います。 何ですと?? 正しくは、「独立:条件付確率=ただの確率」「排反:引くものはない」です。 そもそも独立だろうと独立じゃなかろうと、Aが起こりかつBが起こる確率は確率同士の掛け算になります。(別記事で書きます) また排反だろうと排反じゃなかろうと、「AまたはB」は「A+B-(AかつB)」です。(ベン図を書いてみましょう) そんなミスリードをしなくたって、ちゃんと説明すれば多くの人はわかってくれるレベルの話なんですけどね…

学習計画表

ほとんどの生徒に「学習計画表」を書いています。 主に自分での学習時間を管理するもので、 各曜日に何時間 1週間トータルで何時間 そのうち各教科が何時間ずつ そのうち塾で管理する課題(※注)が何時間か を事前に決めておくものです。 (※注:授業を取っていない教科でも、学校の課題や映像授業などでも、必要であれば塾で管理をする課題に含めます) (勉強を時間から決めるのは邪道、内容から決めるべき・・・と言われたら、確かにその通りなのですが、複数人で複数教科を管理する都合上、そうでもしないと収拾がつかないのです。便宜上です、便宜上。・・・すみません) で、授業では基本的に学習計画表の時間に合わせて宿題を出しています。 もしも宿題がやってこられなかったら、その原因は、 ①何か突発的な用事が入って、決めた時間ができなかった ②何もなかったけれど、ついサボってしまった ③講師の見積もりが甘く、終わらない量の課題を出してしまった などかもしれません。 ①なら仕方ない、②なら「どうしたい?」と聞くことが多いですね。③なら修正します(すみません) 自分での学習時間は、1,2年生なら週に数時間~15時間ぐらい、受験生なら週30時間~50時間にもなります。 授業の1時間も大切ですが、この自分での学習時間をどう活かすかが成果を大きく左右します。 だから学習管理はとてもとても大切なのです。

熱力学の基本イメージ

たまには高校物理の話でも。 気体の状態をいろいろ変えるとどうなるかを学ぶ熱力学という分野があります。 その熱力学の基本イメージは以下の通り。     熱、仕事      ↓↑ 状態A →→→→→→ 状態B エネルギー      エネルギー (A)         (B) 移動量…熱(Q)、仕事(W) 状態量…内部エネルギー(U)、温度(T)、圧力(P)、体積(V) ・内部エネルギーは温度のみに依存する ・気体が膨張するときは気体が外部に仕事をする(気体が正の「力×距離」を与えるから) これだけです。 ざっくり言うと「ある状態の気体が別の状態へと変化するときに、気体には熱や仕事が出入りする、そして出入りした熱や仕事の分だけ気体の持つエネルギーは増減し、気体の温度が変わる」です。 物理やってる人にとっては感動的なシンプルさ、やってない人にこの説明だけでどれだけ伝わるかは…微妙です。

勉強時間は短ければ短いほど良い

勉強時間は短ければ短いほど良い(ただし同じ成果を得るならば) 勉強ってたくさんやればいいわけではないです。 だけどたぶん多くの人が誤解しています。勉強はたくさんすればよい、と。 いやいやいや。 勉強は手段であり作業です。何かができるようになるための。 だから同じことができるようになるための作業は短ければ短いほどいい。 それで空いた時間で遊んだり寝たりしましょ。 あるいは違う勉強をしてもいいですよ?

三段論法

大前提、小前提、結論と論理的に(演繹的に)述べる方法です。 (例) 大前提:惑星は太陽の周りを回っている 小前提:火星は惑星である 結論:火星は太陽の周りを回っている (細かい言葉や事実の誤りには今は目をつぶってください) さて、この三段論法、中2の数学の合同の証明でがっつり必要となっているのをご存じですか? 平行線の錯角は等しいから、 ∠ABC=∠DEF みたいな記述、よくありますよね。 この「平行線の錯角は等しいから」の部分、何と書いたらいいか迷いませんか? 正しくは「平行線の錯角は等しく、l(平行)m、∠ABCと∠DEFはl,mの錯角であるから」でしょう。 もろに三段論法。 まぁ実際のところ、すごく上位の生徒には三段論法まできっちり説明しますが、多くの生徒には「平行という言葉と錯角という言葉が入っていれば大丈夫だよ」と言っています。

記述の書き方の基本(高校数学)

記述の書き方の基本は「~は…だから―である」これだけです。 ・数学の解答は文章です。 ・主語と理由と述語を書きます。(主語と理由はどちらかだけでいいこともあります) ・述語はだいたい式になります。(式の後の「である」は省略可) ・新しい式を書くときには必ず記述を入れましょう。 あとはそれをひたすら練習するだけです。

学習効率は何パーセント?

「マックス最高の効率で勉強している状態を100%として、自身は何%の効率で勉強していたと思う?」 と研修で講師にしばしば聞くのですが。 数10%~50%程度という答えが多いですね。 証明も検証もできませんが、感覚的には間違っていない気がします。 勉強のできる、塾講師になるような人ですらそうなんです。 自分自身も学生時代の勉強の仕方なんて、まぁひどいものです。 でも逆に言えば、それだけ伸びしろがあるということです。 長い時間をかけなくたって、まだまだ出来ることはたくさんあるということです。

前置詞2(応用編)

前置詞は基礎の段階では言葉で覚えて良いと思うのですが、少し慣れてきたらイメージで覚えてしまいましょう。 on…接している、何ならちょっと圧がかかっている感じ at…一点を表す、場所でも時刻でもとにかく「点」 to…方向、到達(対象まで届いているときに使う) ・・・などなどなど。 お勧めする書籍は、『1億人の英文法』(東進ブックス)。 イラストと例文付きで、前置詞だけでなく様々な英語のイメージが感じられる本となっています。 この本の使い方は、ただ読み流すのではなく、じーっと感じること。 目を閉じて、例文の状況を想像しながらそのニュアンスをじっと感じ取ります。 「at=場所、時刻」と1つの単語に複数の意味があるわけではなく、1つの単語の意味(イメージ)はただ1つ、「at=一点」 その1つの意味でなんでもいけちゃうんだから、やっぱり前置詞はコスパ最強です。

前置詞1(基礎編)

  英語で最もコスパの良い勉強の1つが前置詞。 全部で数十個しかないくせに、1文に1つぐらい出てくる。しかも単語(前置詞)を覚えてさえいれば使い方は超簡単! (前置詞の後ろは名詞で、句というまとまりになるというだけ) 前置詞の勉強のざっくりした手順ですが、 ①「表:from」「裏:~から」などのカードを作り、何はともあれガシガシ覚えてもらう。(表→裏、裏→表の両方) ②そのままの形式で小テスト(in→~の中で、~の中で→in、など) ③句のまとまりで小テスト(in the park→公園の中で、公園の中で→in the park、など) ぶっちゃけ、ほとんど何も教えなくても、②までできていれば③は自然とできます。 コスパ最強なので、前置詞ちゃんと知らなかったっていう人はぜひやってみてください。

同値

塾長、同値好きですよねってよく言われますが。 いやいや、高校数学の最大かつ最強パターンは、同値変形でしょ! 典型的な問題は、 「~であるような…を求めよ」 です。 記述は、 「~であるための必要十分条件は(式)」または「~である⇔(式)」 でOKです。 簡単でしょ?

文法事項カード

主に中学生の英語で活躍する「文法事項カード」。 「表:There is(are)~」「裏:~がある」「表:be+過去分詞」「裏:受け身、~される(された)」 などです。 英語が苦手、わからないという1つの理由として、単純に覚えていないというのがあります。 というか、覚えているだけで解決するものがたくさんあります。 There is(are) 助動詞 不定詞 受け身 現在完了 比較級 最上級 第5文型 接続詞 ・・・などなど。 これら各項目に問題集の1単元、授業の1時間(場合によっては数時間)をささげる必要はありません。 こんなものはサクッと覚えて、あとはバンバン使っていくだけです。(英文→日文、日文→英文) 少なくとも世間で掛ける時間の3分の1ぐらいの時間で出来るようになるとは思っています。

「一般論」について

青チャートは3周したほうが良いですか? 「みはじ」は使っても良いですか? この大学はこの問題集をやっていれば受かりますか? 過去問は10年分解いた方が良いですか? 速読と精読の割合は? ・・・全部「人による」としか言えません。 こういう状況、こういう人ではこうだよね、というのを1つずつ全部語ることはできますが。 (それは一般論とは言わないような…) 勉強に関する多くの情報は、発信者個人の経験に基づくものか、平均に基づくものです。 それが当てはまるかどうかは… やっぱり人によるとしか言えません。 講師には研修で、自身の経験の99%は生徒に当てはまらないよ、と伝えています。 自分の経験はいったん横に置いておいて、生徒をよく見て考える。それに尽きると思います。

ケアレスミス対策(数学)

 ケアレスミスにお悩みではないですか? 「ミスが多いから気をつけようね」・・・これでは何の解決にもなっていません。 以下、数学のケアレスミスの原因の例です。 ・読むときに頭の中で音になっていない ・九九を順に言えない(ところどころひっくり返る、忘れる、足し算でやる) ・1桁+1桁の足し算のやり方が定まっていない ・2桁-1桁の引き算のやり方が定まっていない ・途中式を書かない ・文字が小さい、雑 ・100%の確信を持つ前になんとなく「えいっ」ってやってる ・頭の中で2つのことを同時に行っている ・自分が書いたものを見ていない、信用していない ・そもそも計算のやり方がわかっていないものがある ・書き写す元が遠い、見ながら写していない それぞれ特有の間違え方や対策というのもありますが、長くなるのでここでは割愛。 いずれにしろ大事なのは、物事には必ず原因があり、またその対策法もあるということです。

フォニックス

  中学英語で最初に教えたほうがいいなぁといつも思っているのが 「フォニックス」 何かというと、英単語のスペルと発音の関係を体系的に学ぶプログラムです。 (うちでやっているのはそれを簡略化した「なんちゃってフォニックス」です) 英単語はローマ字と違ってキッチリとしたルールがなく、最初はみんな戸惑い、できる人からなんとなく経験でルールを覚えていくという経過をたどるように思います。そしてその「なんとなくの一般化」が苦手な人は、しばらくずっと苦労するという… それだったら、最初にルールを教えてしまえよ、といつもいつも思うわけです。 フォニックスが具体的にどういうものかというと、 ①子音の音を覚える ②母音の音を覚える ③母音と子音を組み合わせて音が出来ることを理解する ④二重母音やマジックeなどのよく出てくるルールを覚える ⑤ひたすら英→日、日→英の練習 …です。 というわけで、なんちゃってフォニックス。 スペルが苦手っていう人は是非やってみてください。(中3や高校生になっても効果があることが多いです)